クラウドファンディング「広島めん道」プロジェクト凍結

ご来訪ありがとうございます。
心の文章やです。

私が主導し立ち上げたクラウドファンディングを活用したメディア制作
「広島めん道」プロジェクト、その最初となる最初のクラファンを
9月26日にリリースしました。

が、リリースしてから気付いた様々な学びがあり、
やってみて初めて気付けた事実もありました。

以下の理由をもちまして、私は「広島めん道」プロジェクト主導者であり
株式会社心の文章や代表取締役として、2019年9月29日をもちまして
プロジェクトの凍結をしたいと思います。

理由1 自分のマインドセットと信用貯金の低さ

クラウドファンディングについて、FAAVO大阪で学ばせて頂き
最初の加速するための資金をどう調達するか、応援者を作る仕組み作りの重要性など
知っていたつもりでした。

「つもり」で終わらせてしまった、もっと準備をしなくてはいけなかった。

直近で成功させた人に話を聴きに行けばよかったし、
「応援くださる」という方を増やすためにきちんと貢献を果たし
「自然と応援したくなる状態」にしておかなくてはいけなかった。

実を言えば、「応援するよ」という言葉の軽さ、事前に聞いていた話と違う
行動してくれない応援に最初ひどく打ちのめされました。

大阪のクラウドファンディングのピッチ大会で、ある方が言われました。

「今の状況はなぜだと思う?あなたが貢献してなかったからだよ」と。

きちんと価値を分かって下さる方に対して、貢献を示すこと
私はそこで「いいように利用されること」「搾取されること」との違いも
必死で考えるようになりました。

これは、お客様や相手が悪いと言う話ではなくて
私自身が「利用され、搾取される構造をよしとした」ことに問題があります。

このマインドセットそのものが大問題で
自分のせいだと理解しながら、被害者意識にとらわれる自分
愕然としましたね。

リリースして3日、違和感に悩みながら、色んな人に密かに相談しつつ
自分の心ととにかく向き合うことになりました。

理由2 チームとのコミュニケーション不足

そうして、28日夜、初めて凍結を考えたわけですが…
あらためて気付きました。

私はリーダーとして「責任」をとろうとするあまり「弱み」をみせられず
チームに相談もろくにできてなかったんだなってことに。

チームメンバーとして今回力を貸して下さったプロの方々は
それぞれお忙しいわけで、実は全員での顔合わせをしてなかったんですね。

なぜ、私はせめてZOOMで話そうと言えなかったのか
どうにかして場を用意し、それから初めてリリースを考えなかったのか

実は、クラファン立ち上げ前に少しトラブルがあって
チーム構成そのものを一度見直したことがありました。

このときに抜けて頂いたメンバーのかたに、私がどこか頼っていた。
甘えがあったんだと思います。

だからこそ、その方をチームから外すと決めたとき、「なんとかしなきゃ」と
思い込んだ。チームをチームに出来なかったのは私です。

多分、みんな意見がありました。もっとこうしたらいい、という思いがあって
実際途中でお電話を下さった方もいたし、凍結を決めてから意見を下さった方もいます。

チームが大事。コミュニケーションが大事。
これまでパーティ集客などでも感じていたことだったのに。どうして
自分がリーダーとなった途端に焦り、一人勝手に追いつめられ、突っ走ったのか。

心に余裕がないと視野が狭くなる。こういうことなのだなと分かりました。

助成金申請とかビジネスコンテストの提出締めきりがあったので
そのときまでに最初のクラファンだけでも立ち上げなければ、という思いが
ありましたが、それも意味のない焦りだった。

もっとしっかり準備をし、リサーチをし、綿密にコミュニケーションをとり
そうしてやってもきっと失敗があるわけです。

そう、今回のプロジェクトは「失敗」だった。
早期の段階ではありますが、私はそう結論づけました。

傷が大きくなる前に、一度凍結させよう。そう思いました。

理由3 クラウドファンディング企画構成のミス

コミュニケーション不足が如実に表われたのが、クラウドファンディングの
構成に対するミスです。

私は責任を取って、リターンを含め自分で管理したいと思った。
あと、正直言えば、やっぱり自分の利も考えてしまっていました。

その結果、「広島めん道」という広島の食メディアを立ち上げるという
内容なのに、食に関するリターンがなく、私の商品の売り込みと言われても
仕方のない内容になっている。

「正直違和感があったのだけど、がんばって立ち上げてるから言えなかった」

あるチームメンバーの言葉です。
言えない空気を作りだしたのは私なんです。バカなことやったなって思いました。

クラウドファンディングは仕組み上、リターンの修正や変更ができません。
このリターンの状態で、クラファンを広げてなんとか応援を集めることは
本当にプロジェクトとしていいのだろうか?

自分は臆病者だと思います。守りを考えようと思いました。
リスクを考えました。私だけではなく、できれば関わった皆さんに傷を
負わせたくないと思いました。

もちろん悔しい思いもあって、貫きたいと思った。
貫こうと決めた覚悟に嘘はなかったと思います。
それでも、リスクを冒して踏み込むべき時と、リスクを判断して
撤退すべき時を見誤ってはいけないと思うのです。

私はひよっこですが、それでも経営者なので。
引き時を見誤って,痛い目をみた事例を以前にマーケティング講座で
学ばせて頂きました。せめてそこからの学びを活かしたい。

クラウドファンディングはマーケティング

学んだことが身になっていないってこういうことか…と
頭を抱えましたね。

クラウドファンディングは集客だし、マーケティングそのもの
戦略をたて、集客し、お客さまの関心を深める流れを作っていく

最初のコンセプトメイキングの段階で失敗している企画は
ほぼほぼ失敗が決まります。
そこからの巻き返しは非常に難しいし、今の私の器量では
まず叶えられないでしょう。

たくさん迷惑をかけました。特にチームの皆さん、応援を頂いた皆さん
私が突っ走って、失敗したことで協力や応援を活かせなかった。

でも、それでも
私はクラウドファンディングをやってよかったと思っています。

正直、失敗を身をもってしなければ、分からないことだらけだった。
この失敗を糧に、次に進んでいける。あらためて戦略を考えられる。

「広島めん道」プロジェクト、私は自分の想いや企画全体の方向性は
決して間違っていなかったと思っています。
全体のゴールはよかった、道のりを間違えたがために止まった。

大きな迂回路をとろうと思います。
もっとヒトモノカネ全てを蓄えて、再始動を計画していきます。

数年後になるでしょう。でも私は、この夢を実現するための力を
少しずつでも手に入れていく。

夢を語ることは力がある。
でも経済のない夢は絵空事でしかない。

私は多分、本質的に甘い理想家なのだと思いますが、
だからこそもっと現実を見られる人の話を聴く、その重要性を
もっと意識して今後ビジネスをしていく。

だから今は、せめて誠実に、いったんの幕を引きたい。

チームの皆様
私の準備不足、力不足で皆さんを巻きこみ、失敗に終わったことを
心からお詫び致します。正直とても悔しいです。
もっと力をつけて、挑戦したい。そのときはまたぜひお力をお貸し下さい。

FAAVO大阪の皆様
熱心にサポートを下さった、なんとか成功まで持って行こうと
してくださった、そのお気持ちがうれしかったです。
早々に失敗と判断した私に対して複雑な感情を抱かれていると思います。
申し訳ありませんでした。この経験から先に進んでいきたい。

応援くださった皆様
皆様の応援をきちんと活かせなかったこと、申し訳ありません。
それでも人と繋がれた、あげた声を聴いて頂けたこと、私のなかで
あらためて人との繋がりを財産と感じました。ありがとうございました。

この記事を書いた人

心の文章や 多田百合惠

心の文章や 多田百合惠

戦略を提示するコピーライターとしての経験とマーケティングの学び、そして自分史活用のスキルを組み合わせて法人様や個人事業主の方に対し、ミッション発信をコンサルティングいたします。
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